“Les Misé blue”のレビュー

1. 再結成後のアルバムでは間違いなく一番好きです。初めは「Everything With You」の軽やかさとドぎつい歌詞にニヤつきましたが、聴くごとに好きな曲がシフトして、どこか希望を感じさせる「Maybe Understood」→ 無菌感のある真っ白な部屋でカーテンが揺れてるみたいな「Alone In Lonely」→ きっとみんな大好きな「うつして」へと、移り変わっています。

   特に「うつして」のスローな流れの中でメロディがゆるやかに上下する様は、私は勝手にsyrupの真骨頂だと思っています（ライブで聴いても最高でした…！）。「She was beautiful」や「正常」や「Father’s Day」、「光なき窓」に通じるような。

   聴いてないときでも思わず口ずさんでしまうような（歌詞は刺激的だけど）綺麗なメロディの詰まった、素晴らしいアルバムです。優しさが滲んでます。

   「矛盾で絡まった線を/夢中で巻き直すのが/ミッション」。そんな人生です。ありがとうございます。

   返信する

2. もし高校生の時にリリースされていたら、友達に貸す最初の一枚だったと思う。

   めちゃくちゃシロップっぽいし、よく聴くと歌詞も重いんだけど、1時間あるとは思えないくらい、アルバムとしての流れ、耳馴染みの良さがあり、終盤につれて温かい気持ちに包まれる一枚。まさに友達みたいな言葉をあげるよ、本当にそんなアルバムだと思います。

   返信する

3. Les Misé blue発売おめでとうございます
   毎日聴いています。
   アルバム通して耳馴染みが良く、何周でも聴いていられます。今作は良い意味で流しながら聴くこともできるなと感じたので料理や洗濯、掃除などする時も聴いています。捗ります。生活に根付いています。ありがとうございます。

   個人的にグッときた歌詞は
   「記号になることは諦めじゃなくて十字架」
   「やっと辿り着いたその答えすら怪しいもんで」
   「最小単位の君が変われば 最大規模のセンセーション」
   「違法な思考は誰も取り締まれないから」
   です。

   先日、ライブにも行きましたが見事に救済されてしまいました。
   これからの未来でもきっと側に寄り添ってくれるだろうと思わせてくれる素晴らしいアルバムだと感じました。
   スーパーイリュージョン

   返信する

4. 毎回良いアルバムで助かってます

   今のところAlone In Lonelyがお気に入りです。ハミングバードや(I’m not)by youなどが一番好きで、この曲を聴いた時はなんだか懐かしくて嬉しくなりました。演奏も音も歌詞もすべてが自分の中では最高のバランスで大好きです。ギターソロにはこんなアプローチもするんだ…と驚きました。

   もちろん1曲目から始まるぞという空気感が伝わってきてアルバムとして最高です。
   Everything With Youの下手したらタイアップが付きそうな明るい曲にあのような歌詞をつけてしまう所も好き。
   深緑のMorning glowの破茶滅茶転調ギターロックも冴えてて好き。お煎餅に気を取られがちなIn My Hurts Againの不穏シューゲイズな空気は少し新境地な気も。いや、十八番か。こんな感じで挙げるとキリがない。

   そして今作もギターの音が最高です。絶妙に欲しい所を出してくれてて。ベースも動き回っていて聴くたび新たな発見があり面白いです。

   とにかくまた新しいアルバムが聴けて嬉しいです。

   返信する

5. 「ともだちみたいな言葉をあげるよ」
   ともだちみたいにそばに居てくれるアルバム。
   何周したかもはや覚えてない。

   ライブを聴きに夜行バスに乗って、その間ずっとこのアルバムを聴いていました。
   アルバムを聴くたびに、「syrup16gのライブに行くために、心を躍らせて乗った夜行バス」と「syrup16gのライブに行ったあと、音を噛み締めながら生活の場に戻るために乗った夜行バス」を思い出せることが、ほんとうにぜいたくに感じられます。
   すてきな体験をありがとうございます。

   返信する