バンド初期の衝動がもたらす言葉では一生説明できないエネルギー。
それが「Free Throw」にも溢れている。
このミニアルバムに収録されている楽曲のアレンジが大好きでとても胸が締め付けられます。
決して綺麗に整っているわけではない演奏や音像が、なぜここまで人を惹きつけるのだろうか。
なぜこの音楽を美しいと思うのか。
なぜリリースされてから約20年経っても色褪せないのか。
全部を爆音で聴き終わった後に少しだけ分かった気になります。
でも何でかそれを他人には言いたくない。
syrup16gの音楽は僕の人生にいつだってリアルに鳴り響く音楽です。
石毛輝（the telephones / Yap!!!）
それが「Free Throw」にも溢れている。
このミニアルバムに収録されている楽曲のアレンジが大好きでとても胸が締め付けられます。
決して綺麗に整っているわけではない演奏や音像が、なぜここまで人を惹きつけるのだろうか。
なぜこの音楽を美しいと思うのか。
なぜリリースされてから約20年経っても色褪せないのか。
全部を爆音で聴き終わった後に少しだけ分かった気になります。
でも何でかそれを他人には言いたくない。
syrup16gの音楽は僕の人生にいつだってリアルに鳴り響く音楽です。
石毛輝（the telephones / Yap!!!）
私が初めてsyrup16gに出会ったのは「明日を落としても」でした。
「そう言ってうまくすり抜けて〜」のメロディと歌詞が頭に焼き付いて離れず、明日を落としてもばかり毎日聴いていました。
シロップの曲は自分の暗い感情を肯定してくれる訳でも否定してくれる訳でもなく、ただ呼吸する場所を与えてくれるようなそんな曲たちで。無くてはならないものになりました。
ホノルルロックもとても好きです。明るい曲調に反して「冷たい人だねって君は背中向けた 僕はむしろ君の太陽になろうとしてたのに」「多分心が通じ合うなんて一生無いから」などの全体に漂う諦めのようなものが妙にリアルで良いんですよね。
Free throwのみずみずしさ、なんともいえず好きです。
「明日を落としても」
本当に大好きな曲です。
後悔や劣等感だけが溜まっていく日々で、自分にも周りにも期待できなくなって、今更必死にもがいて生きててもこの先何にもないしなぁ、と思う時があります。
明日を落としても、誰も拾ってくれないのはわかってるし別にそれで良い。本当にそう考えていたりします。
でも、気づけば明日を迎えていて、また考えるけど、それでもやっぱり明日を迎えていて。
明日を落としてもいいなんて気持ちは本当だけど、実際にはそんなことはできなくて、考えることで自分をごまかして安心させて楽になりたいだけ。
そんなどこまでも駄目な自分に気付かせてくれて、でも、心の隅で人生に期待や希望を持っている自分にも気付かせてくれたのが、この曲です。
マイナスな気持ちがプラスにはならないけれど、そういうことが救いになっているんですよね。
syrup16g、最高です。
したいことが山ほどあって、世間的にはそれが出来る年代だったのに
諸事情で何も出来なくなっていた時期があった。
せめてもとネットで音楽を漁っていたとき、Syrupに出会った。
「Sonic～～」や「明日を落としても」を聞いて、ファンの人たちを知って、はっと救われた。
ああ、普段からこんな感じでどうにか生きてるのは私だけじゃないんだ。
こんな生々しくドロドロした感情を、歌に昇華できる人たちがいるんだ。
今は、あの頃落としてしまっていた「明日」を拾い直して生きている。
中学1年生のころヤンキーの友達とケンカして調子に乗ったオレはなぜかホノルルロックを口づさみました。
そしたら「はあ？」みたいなこと言われてビンタされたこと思い出してます。
あと最近ユーセイノー聴いて感動して泣きました。部屋の片付けやると落ち着きますよね〜。
いやほんと、オレもみんなと同じようにシロップだいすきです！！！
有り難いです、本当に有り難いです。ありがとうございます！！！
syrup16gを聴いて聴いて聴いていた日々。前向きでは無かったもしれない。でもすごく心に優しく響いていた。今となっては自然とメロディが刻まれている。喧騒も待ちぼうけの日々も後ろ側でそっと見守っている明日に変わる意味を。