日本のロックシーンに凄まじいインパクトを与え、今尚色褪せない輝きを放っているシロップ16gのインディーズファーストアルバム。
人間の持つ不条理さや闇を徹底的に見つめながらも、五十嵐の天才的なメロディメイキング、ソングライティングの高さで描かれたこのアルバムは、同時代を生きた俺にも衝撃的な一枚だった。名曲「生活」が収録されているが、どの曲をとってもその質は非常に高く、いま聴いてもまさに名作としか言いようが無いアルバムだ。
異形のスタイルを持ったこのアルバムが産み落とされたのち、熱狂的な支持者と共にシロップはメジャーへの階段へ駆け上っていく。
そういった意味でも、シーンに妖しく輝き属ける金字塔の様なアルバムである。
当時、俺たちはシロップと対バンする機会が多かったが、その当時から凄い狂気と殺気と切なさと、五十嵐のソングライティング能力の高さにはインディーズのバンドシーンの中でも一目置かれていた存在であった。
多くの名曲が収録されている「COPY」。何度も書くが色褪せない傑作である。
木下理樹(ART-SCHOOL)
人間の持つ不条理さや闇を徹底的に見つめながらも、五十嵐の天才的なメロディメイキング、ソングライティングの高さで描かれたこのアルバムは、同時代を生きた俺にも衝撃的な一枚だった。名曲「生活」が収録されているが、どの曲をとってもその質は非常に高く、いま聴いてもまさに名作としか言いようが無いアルバムだ。
異形のスタイルを持ったこのアルバムが産み落とされたのち、熱狂的な支持者と共にシロップはメジャーへの階段へ駆け上っていく。
そういった意味でも、シーンに妖しく輝き属ける金字塔の様なアルバムである。
当時、俺たちはシロップと対バンする機会が多かったが、その当時から凄い狂気と殺気と切なさと、五十嵐のソングライティング能力の高さにはインディーズのバンドシーンの中でも一目置かれていた存在であった。
多くの名曲が収録されている「COPY」。何度も書くが色褪せない傑作である。
木下理樹(ART-SCHOOL)
Change the world
2月の徹夜明け、コンビニに向かう中。朝焼けの陽だけがやけに暖かく感じて、ふとこの曲を口ずさんだこと。
漠然とした不安に寄り添ってくれた大切なアルバムです。
気持ちのいい泥に浸かっているような気分になれる作品です。
このアルバム、そしてsyrup16gに出会えて良かったです。
Change the worldは前に(I can’t)が入ります。世界は変えてほしい気持ちと自分には世界は変えられない気持ちが合わさってるのかなと。
“心なんて一生不安さ”
この短いフレーズで、どれだけ救われたことか。何度感謝したことか。今でも僕の信条です。曲げません
She was beautifulでぼんやりと曲に入り込んでからの、無効の日のイントロで目を開かされる感覚が好きだ。
「COPY」を聴いていると心がヒリついてヒリついて、でも切なくて、「ああ、いま、生きているんだな」とふ、と感じることができる。
現在でも異彩を放つ、ずっと聴き続けていられる、素晴らしいアルバム。